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あをによし 奈良の都の 薬草曼荼羅

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純なこころ

年齢を重ねるにつれて、人間の心理状態や周囲との人間関係は、どんどん複雑になり、時に歪み、時にドロドロとしたものになってくる。なかなか純粋なこころを保てなくなってくる。それは、大人になった証拠でもあるが、同時に、たいせつな何かを忘れて生きていることでもある。
子供の頃の純粋なこころをずっと持ち続けることはできるだろうか?
まったく同じに、というわけにはいかないが、ある程度は、持ち続けられている人たちが、私の周りには数人いる。純粋なこころをもっている人たちは、ひとたび夢中になれるものが見つかると、誰が何と言おうが構わず、それをひたむきに追いかけ、ひたすらそれに夢中になり続けるのだ。もちろん、仕事や家事や、やらねばならないことはやるが、それ以外の時間は、大好きなことに打ち込む。それは、趣味であったり、娯楽であったり、有名人やアイドルの追っかけであったりするわけだが、たとえ、他人からどんなに馬鹿馬鹿しいとか意味がないとか言われたり笑われたりしても、絶対にひるむことはない。
私も、そんな強い信念をもって、生きていきたい。

ある人に、こう言われたことがある。
女性に必要なものは「食欲」「趣味・熱(情熱)」「性」「純なこころ」であると。
AB型は二重人格だと世間から言われている上に、もともと性格があまのじゃくで歪んでいる私に、「純なこころ」を求められること自体、正直ハードルが高い(笑)。
でも、好きなものを追いかけるこころなら、持てる気がする。

「純なこころ」をもつことは、簡単なことかもしれない。
でも、簡単なことが、実は、一番難しい。

tone
by tonepedra | 2013-01-18 14:48 | 人生の教え/生きる智慧