あをによし 奈良の都の 薬草曼荼羅

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「仏像ガール」さんの本

待望の、「仏像ガール」さんの本が、やっと出た。
西山厚監修、仏像ガール著「でかける・感じる・きっと出会える 仏像の旅」(山と渓谷社)である。

仏像ガールさんの講演を一度、聴きに行ったことがある。
とても華奢で可愛らしい、でも芯がしっかりした女性であった。
何より、本当に仏像が好きというオーラが、全身から放たれていた。

タイトルの「仏像の旅」のとおり、仏像ガールさんは、47都道府県をまわられて、全国の素敵な仏像さまを紹介してくれている。
なかでも、私のお気に入りは、神奈川県鎌倉市の「覚園寺」と大分県国東半島の「熊野磨崖仏」、そして、奈良県奈良市の「帯解寺」。

「覚園寺」は、私が鎌倉の中で、一番好きなお寺である。
「覚園寺」での拝観は、1時間ごとに決められていて、お坊さまが案内して下さる。
自由に見られない代わりに、お寺の歴史、仏像の由来、仏教の言葉の意味、さらにはお寺の境内の四季折々の自然についてまで、くわしく説明して下さる。何度訪れても飽きない、魅力にあふれたお寺である。

「熊野磨崖仏」は、というより、大分県国東半島の仏像文化すべてが好きである。
宇佐神宮の最寄り駅である宇佐駅から、周遊バスがあり、「富貴寺」「真木大堂」「熊野磨崖仏」をめぐることができる。ほかに、臼杵の石仏も見逃せない。
磨崖仏にお会いするためには、鬼が一晩で積み上げたという100段の石段を登らなければならない。そして、登った先で、お会いする仏さまは、仏像ガールさんもおっしゃる通り、「厳しい。でも優しい」のだ。

「帯解寺」は、皇室ご用達の安産祈願のお寺。外見は派手ではなく、こじんまりとしているが、奈良の人をはじめ、全国各地の人が、このお寺を訪れ、子宝に恵まれるように、無事に子供が産まれるように、そして健やかに育つように、と祈願している。私も何度か、友人の子宝や安産を祈願した大切なお寺である。

ほかにも、魅力的なお寺、行ったことがないお寺が紹介されていて、すぐにでも旅に出たくなった。
なお、仏像についての基本的なことを知りたい人には、仏像ガールさんのもうひとつの本「感じる・調べる・もっと近づく 仏像の本」(山と渓谷社)もおすすめである。

tone
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by tonepedra | 2010-03-26 00:11 | 仏像/仏教